青年会議所米穀部会ウェブサイト

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2010年度 部会長所信

部会長所信

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第25代部会長 大森 光信
(社)鷹巣阿仁青年会議所

 米穀部会にお世話になって5年目、秋田ブロック9番目、現在メンバーが21名の零細LOMから、今回25年間の歴史を持ち、シニアメンバー含め210名余りのメンバーが在籍している本部会長を拝命する運びとなりました。甚だ微力ではございますが、今後日本の米穀業界を担っていく熱き情熱を持ち合わせた現役メンバーたちとしっかり手を携え、またシニアの先輩たちからご指導、ご鞭撻を賜りながら粉骨砕身、本部会発展のため尽くしていく覚悟でございます。よろしくお願い申し上げます。

 さて、前段でも申しあげました通り、本部会は創立から25周年という節目の年を迎えます。激動の米穀経済環境の渦中に身を置きながらも本部会事業に情熱を傾けて、業界を牽引してくださった先輩諸兄、関係者の方々に対し、ただただ畏敬の念を抱くばかりです。今日までのご努力、輝かしい偉業に対し、深く感謝申し上げます。
 また、本部会を取り巻く環境もここ数年で大きく変化いたしました。(社)日本青年会議所の公益社団法人化に伴う組織再編のため、一昨年組織名を「青年会議所米穀部会」と改名し、本会とは一線を画する団体となりました。現役メンバー数も景況を反映してか、減少の一途をたどっております。2010年度本部会は会員拡大を最重要課題としながら、限られた人員の中で、事業内容を今一度精査し「いまやらなければならないこと」を最優先に実施してまいります。また、すべての会員がメリットを享受し、各々のビジネスチャンスにつながるような魅力ある部会づくりに努めてまいります。

 「戦後農政の歴史は改革と後退」と言われるほど、コメを取り巻く環境は先の見えない状況が続いております。産地では農業保護というその場しのぎの政策に溺れ、米価の低迷からコメ作りへのポテンシャルが欠落している農家が多く見られる一方で、政策の如何を問わず将来を見据え着実に地盤を固めている農業者が台頭を始めました。
 コメの消費も格差社会が反映してか「低価格か安心か」という二極化が進んでおります。また、表示偽装の横行や汚染米の問題などで、コメに対する信頼も揺らいでおります。食生活の変化などにより依然進むコメの消費減少や産直の台頭などにより流通システムが変化しつつあるのも事実です。コメも「どこで作ったか」ではなく「誰が作ったか」、つまり「食糧から商品へ」の時代になろうとしているのです。

 良くも悪くもさまざまな要素が入り混じり、いま「コメ新時代」の幕が上がろうとしております。今こそ「田んぼから食卓まで」という一貫した提案をし、国民が日本古来の炭水化物であるコメを見直すため、農業者から小売業者までさまざまな業種の者が集うわれわれ米穀部会が率先して動いていかなくてはなりません。2010年度は「生産」と「流通」の点を線で結び、米穀経済の発展に資するような活動をしてまいります。

 最後になりましたが、日本の食文化の柱であるコメに携わられることに感謝をするとともに、本部会および業界発展のためメンバー一丸となって取り組んでまいりますことをお誓い申し上げ私の所信とさせていただきます。

2010年度 シニア会長所信

シニア会長所信

シニア会会長 三橋 美幸
(社)横浜青年会議所

 この度シニア会会長仰せつかった三橋です。JC活動をあまりきちっとさせていただいてない私がどれだけ務まりますか自信ありませんが宜しく御願いいたします。
 さて、最近本当によく聞く厳しいという言葉についてどう厳しいということなのか考えてみたのですが今までのやり方、常識が通用しないという意味での厳しさなのかなと思い至りました。ユニクロさんが火をつけた暖かい下着も常識を変えました。先日冬物のゴルフウエアーを買いに行って結局下着を買いました。暖かい下着を着ればその上にセーター着ればプレイができるということで下着というコンセプトが変わってしまいました。
 政権交代で民主党政権となり打ち出される農政も同様と思います。いままで作れば誰かが買ってくれるこめもそうはならないという変化はまさに大きな変化の現れと思います。そして、これは今回の目玉政策として打ち出された戸別所得方式の流れを汲むものと言えると思います。このことは当然のことですが農業、そしてそれを取り巻く我々の業界にも大きな変化をもたらすと思います。
 このような時代だからこそ大切なのは部会の存在だと思います。部会メンバーがそれぞれ持つ強みや特性をお互いに情報交換し、活用し合ってその持つ強さをさらに強くしていくことでこの大きな変化を逆にチャンスにできるのではないでしょうか?
 私は、今の時代に少し欠けてしまっているのはぬくもりではないかと思います。
 部会はそのぬくもりを与えてくれる存在でもあると思います。これから皆さんにとって部会の存在価値が増す可能性を強く感じております昨今です。

2010年度 副部会長所信

副部会長所信

副部会長(東日本担当)
白野 智久(燕三条JC)

 昨年に引き続き、副部会長という大役を仰せつかり、とても光栄に思う反面、その重責に身が引き締まる思いです。
 担当する米作り未来創造委員会は米穀業界の川上である、生産現場に近い事柄をテーマにしており、特に戸別所得補償制度など、農業政策の大転換期においてとても重要な位置づけになり得るのではないかと感じています。
 また、兼務する東日本担当委員会では米穀部会メンバーの良き交流の場になるよう、また、部会長の掲げられているように情報を共有しビジネスに活かせるよう、部会長を始め、委員長をサポートしていく所存ですので一年間、ご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。



副部会長(西日本担当)
幡田 貴伸(松原JC)

 本年度、副部会長の大役をさせて頂くことになり、身が引き締まる思いでございます。
昨年よりLOMが変わり、地元ではないのですが、活発な地域活動に充実感を感じ、毎日新鮮な日々を過ごさせて頂いております。
 昨年来の景気の悪化は業種に関係なく広まり、日本経済が危機的状況なのは、誰もが周知のこととは存じますが、中でも我々米穀業界は、以前より厳しい状況が続いており、まだまだ明るい兆しは見えてきません。
 食の多様化から米の需要は年々減り続け、国の政策は政権交代の狭間で方向性は見えず、現在の状況に陥っています。これを打開するために、米穀部会の内や外にアンテナを張り巡らせて、新しい流通の方法を模索し、時代の流れに合った改革と心の変化をもたらし、部会が時代の最先端を行き、情報発信できるように、メンバーの協力を仰いでがんばっていきたいと思います。
 今後の米を含む農産物は、生産者の顔が見える安心感、安全性、及び安価と新鮮さが、消費者の支持を受けるものと考えます。現在の流通は買い手(バイヤー)の言いなりになされている状況ですが、これからは売り手(生産者)も買い手(消費者)も納得できるように変えていかなければならないと思います。
 米穀部会は、生産者から集荷業、卸業、小売業、関連業者と米の流通に関わる人々が集い、立場の違いはありますが、様々な視点から分析でき、多様な発想を話し合える素晴らしい場になっております。現役メンバーが少なくなりつつある現状ですが、先ずは出席して、そこから生まれる新しい発見を持ち帰って頂きたいです。
 最後に、大森部会長の下、米穀部会の発展とメンバー一人一人の能力向上のために努力し、日本の食文化の良さを広げて、心の豊かさを感じて頂きたいです。



運営専務
小林 範正(鶴岡JC)

 25周年という記念すべき年であり、また、農政の大転換となる今年度、運営専務を預ることとなりました。


2010年度 委員長所信

委員長所信

米作り未来創造委員長
佐藤 裕一(能代JC)

 本年度、米作り未来創造委員会委員長を、担当させて頂きます、秋田ブロック(社)能代青年会議所の佐藤裕一です。米穀業界は、消費の低迷・低価格と大変厳しい状況であります。
 皆さんご存知の通り、秋田県は、米どころでもありますし、私は、稲作専業農家ですので、生産者の観点から、米穀部会の皆さんと情報交換をし、これからの米作りと、販路の確立に役立つ活動を、皆さんと考えて行きたいと思っております。
 一年間、頑張りますので、皆様の御協力ご指導宜しくお願い致します。



米穀流通経済委員長
増田 弘志(佐賀JC)

 本年度、米穀経済流通委員長を仰せつかります、佐賀青年会議所の増田弘志でございます。
 昨年に引き続き、本部会の運営に携われることは大変光栄でございます。
 私が担当致します委員会は、流通に関する事業に重点を置いて皆様の経営の「気づき」となるような事業を行っていきたいと思っております。
 本年度も現役メンバー、諸先輩方のご指導やアドバイスを受けながらより良い事業を行っていきたいと思っております。
 一年間全力で頑張らせて頂きますので宜しくお願い致します。


事務局兼財政委員
鈴木 亮吉(東根JC)

 このたび事務局長兼財政委員を仰せつかりました東根JCの鈴木亮吉です。このような大役を頂きましてありがとうございます。
 厳しい経済環境の中ではございますが、このような状況だからこそ若い経済人として青年会議所米穀部会が米穀業界の新たな進むべき指標を提案・発信していくことが必要とされてきていると思います。
 事務局長兼財政委員ということで会計など主に事務的な業務が多くなるとは思いますが、大森部会長の下、部会のスムーズな運営が出来ますよう努めて参りますので一年間宜しくお願い致します。


25周年実行委員長
田中 洋平(八代JC)

 本年度、25周年実行委員長という大役を頂戴いたしまして、責任の重さに身の引き締まる思いです。期待に応えられます様に誠心誠意頑張ります。
 今年は米穀部会の創立25周年という節目の年となります。この一年を通して、これまでの伝統を築き、米穀業界を盛り上げてこられた先輩方に対し感謝すると共に、米穀業界を取り巻く大変な環境を乗り越える為の有意義な情報を提供していきたいと思います。また「コメ新時代」に米穀部会が率先して行動して行く為にも、メンバー同士の絆を深め、より強い結び付きにしていきたいと思います。
25周年記念事業、並びに記念式典を皆様にとって有意義なものとなる様に、大森部会長を中心にメンバー一丸となって成功させたいと思います。魅力ある米穀部会になるよう、また部会メンバーの皆様にとって素晴しい一年を過ごせますように、25周年実行委員長として精一杯頑張って参ります。ご指導ご協力を宜しくお願い致します。