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2011年度

1月定例会報告

1月米穀消費探究創造委員会
石橋 洋明

1月定例会画像01.png 去る1月23日(日)に開催いたしました1月定例会には近畿穀類青年会より岡澤諭様、松原JC理事長江川洋一君、燕三条JC理事長落合孝夫君に来訪頂きました。さらには、現役メンバー、シニアメンバー合わせて50名を超えるたくさんの皆さまにご参加を頂きました。
 今回は市川先輩にご紹介をお願いしまして、「日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率」が大ヒット中でメディアに良く出演されてらっしゃいます、日本農業技術通信社の浅川芳裕先生にご講演いただきました。演題は世間で大変多く議論されているTPPを主題に「米ビジネスの世界戦略~TPP時代に勝ち残れ!」をご講演頂きました。
 講演のおおまなか内容は、日本の農業の実力が高い実力を持ち、それが捻じ曲げられた形で様々な政策に利用されていること。特に日本の食料自給率の算出方法が世界の中で独特なものであり、国際的な算出方法では50%を超える自給率を持つ農業大国であることは目から鱗でした。本題である米ビジネスの世界戦略では、米穀業界での若手育成プログラムの確立や、J.R.シンプロットのフレンチフライとヘンリー・フォードの大豆のように特定の食べ物を世界に浸透させた実例などを挙げながら、お客様が喜ぶ商1月定例会画像02.png品開発と市場づくりが世界の食文化を変えて気骨で取り組むことが重要であることなどをお話しいただきました。
浅川先生にはその後の懇親会と二次会にも参加していただき、みなさんには食べる事を忘れて「コメ」議論に夢中になるくらい盛り上がってきただきました。
 最後になりますが、たくさんのメンバーにご参加いただけました事、並びに先輩の方々から今回頂きました叱咤激励に感謝いたします。