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コラム「説く盛りどんぶり」 52杯目

明日があるさ 

4南町田の駅前で、まだ小学生前の男の子がお母さんの手に引かれ、スキップするよう
な感じで歩いてきた。
なにか歌っている。「明日があるさ・・・・明日がある・・・・」
ふっと耳に入りなんだかとても嬉しい気分になった。

缶コーヒーのコマーシャルソングでもあり、新しく始まったテレビドラマの主題歌で
もある。
昔、坂本九ちゃんが歌った替え歌であることは知らない人のほうが多いかも知れない。
昨今の日本は「明日の希望が持てなく」閉塞感が蔓延している。
今回の自民党総裁選挙でも大方の予想をくつがえし小泉氏が党員党友の予備選で圧倒し総裁になった。
現状を維持しながら痛みを少なく、国民から借金した金で内需を支えその間に景気の回復を待つという手法が
通用しないことを露呈したからであろう。

今はつらくとも「明日がある」と思えれば人間はその気になれるし、明るくなる。
こういう歌が流行することは世の中明るくなる前兆と期待したい。

みのる

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