日本青年会議所米穀部会ウェブサイト

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部会長所信

部会長所信

第27代部会長 増田 弘志
(社)佐賀青年会議所

 米穀部会に入会させて頂き、早や6年が経とうとしております。その間、全国各地の数多くのメンバーの方々と出会い、切磋琢磨し事業を通じ感動を共にしてきました。私にとって仲間はかけがえのない宝であり、米穀部会に入会しなければ巡り会う事が出来なかったであろう皆様と、縁あって巡り会える機会を頂き心より感謝致します。また、業界の右も左も知らなかった私ですが、先を見据えた講演会や視察等勉強をさせて頂くうちに商売のヒントや気づきを得られ、ずいぶんと成長をさせて頂きました。

 さて、米穀部会は会員数の急速な減少が懸念されております。私が入会させてもらった6年前は現役メンバーが50名程おられたのですが、年々減少の一途を辿り、現在では当時の半数程の20数名と大幅に減少しております。このまま減少し続ければ満足な部会運営も行えませんし、将来的に部会の存続にも関わってくると思います。そこで本年は部会の発展の為にもまず会員の拡大に注力致します。その為、今まで以上に魅力ある事業を展開し米穀部会のメリットのPR・情報発信活動をして参ります。さらに、地域ごとの委員会の開催を行い現役・シニア間の交流及び新入会員の情報収集を行います。われわれにとって米穀部会は預かりものであり、必ず次の世代に襷を繋がねばならない事を肝に銘じ、部会を守ることに加えて育てていかねばならないと考えております。

 米穀業界は近年、また大きな変革の時代へと舵を切りつつあります。例えばTPPへの参加問題やコメ先物取引の試験上場等が挙げられます。コメ政策に翻弄されネガティブなイメージばかり先行しますが、裏を返せば変化が起こるところにはビジネスチャンスも転がっているということではないでしょうか?また、止まらない米の消費の減少、米価の下落に対しどう対応していけばよいのか、われわれは受動的でなく常に進取の姿勢で次代を見据えた事業を行い業界の先駆者となり「米穀業の新しいあり方」を探っていかなければならないと思います。

 去る2011年3月11日、東日本大震災が発生致しました。震災直後、部会メンバーが支援物資を持ち寄って被災地へ送り、義援金を出し合い被災地を訪れ炊き出しを行った事は記憶に新しい事と思います。しかし、復旧は急速にしておりますが復興にはまだまだ時間が掛かる事でしょう。1度の支援活動で終わらせるのではなく、米穀部会にとって被災地に何が出来るのかをその都度見極め、たとえ小さなことでも継続する被災地支援事業を行っていきたいと思います。

 最後に、われわれ米穀部会には川上から川下まで様々な業態に200名を超える仲間がいます。時代を切り開き、日本人の魂であるコメを継承していく為に今こそ「一致団結」し、会員相互の知恵を結集し明るい豊かな米穀業界を築き上げましょう。

副部会長所信

副部会長所信

副部会長
小林 範正(鶴岡JC)

 コメの流通が大きく変わるのかという状況にある23年産米。震災の影響もあってなのか末端消費を反映しない卸価格や先物取引市場の再スタート、生産農家構造が変わったのかと思わせるような系統へコメが集まらないといった状況、情報操作でもされているのかといった作況の発表など、コメを取り巻く環境はこれまで以上に混沌としております。
 こういった状況のなか、この部会が掲げる理念・活動といったものが非常に重要になってくるのではないでしょうか。この理念に基づき、部会メンバーの情報共有やコメ業界を牽引できるような活動をメンバーの皆様と運営してまいります。生産サイドという立場を生かしながら微力ではありますがコメ業界の発展のために1年間尽力してまいります。どうぞよろしくお願い致します。




副部会長
澤邊 浩幸(つくばJC)

 今年度、副部会長を仰せつかりました(社)つくば青年会議所の澤邊浩幸です。副部会長という大役ではありますが、一致団結し明るい豊かな米穀業界への一助となるように会員交流委員会と米穀政策研究委員会を担当させていただきます。
 昨年は、TPPへの参加問題や東日本大震災などで米穀業界は大きな問題が起きています。こんな時代だからこそ会員や他団体との交流会や勉強会を行い、多くの情報を収集する必要があります。そして、今後の米穀業のあり方を見据えなければいけないと思います。その為にも、米穀の政策を研究する機会を作ると共に、広く国際感覚を培うために海外に行き国際情勢を見て議論する機会を作り、これからの米穀業界のより良い発展の一助となるために努めてまいります。また、未だに東日本大震災で多くの方が不自由な生活を送られています。日本青年会議所の米穀部会として、何か協力はできないか、少しでも穀物を使って助けてあげられないか、部会長所信にもある様に被災地支援事業を今年も行います。
微力ではありますが、明るい豊かな米穀業界の発展の為に1年間精一杯務めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。


委員長所信

委員長所信

米穀消費流通委員会委員長
鈴木 亮吉(東根JC)

 昨年の3月11日の震災では、多くの命が失われ、今もまだその爪痕は色濃く残っております。米を巡る環境も原発問題、米先物取引試験上場、TPP交渉参加表明とこれまで経験したことの無いような変化の状況に置かれているのではないでしょうか。
 現在の米を巡る様々な事象が発生し先の読めない不透明な状況が続いている中、米穀部会では独自のネットワークを活かし、決して近視眼的な情報に惑わされることなく大きな視点で全体を見渡し自ら進むべき道を決めるために、現場に近く鮮度の高い情報を幅広く共有することが重要であると考えております。
 共に行動し、夢と感動を共有できる米穀部会を創造するため、職務に邁進してまいります。一年間宜しくお願いします。


会員拡大委員会委員長
熊澤 学(伊勢原JC)

 本年度、会員拡大委員会委員長を務めさせて頂きます、伊勢原青年会議所の熊沢学と申します。さて、米穀部会は魅力ある様々な事業を展開しています。また、多くの現役・シニア会員との繋がりは米穀業界で商いをしていく上で大変貴重なものであります。この多くのメリットを、各定例会や委員会が開催されていく中で情報発信し、会員拡大を実らせていきます。そのためにも全国に広がるメンバー皆様の新入会員候補者の情報収集をお願いします。一年間よろしくおねがいします。

会員交流委員会委員長
日置 公万(海南JC)

 今年度、会員交流委員会委員長を務めさせて頂きます海南青年会議所より出向しています日置 公万と申します。
 さて、昨年TPP参加表明を明らかにした民主党政権。我々の米穀業界にとって大きな時代の転換期と共に愈々国際競争しなければならない、グローバル時代に突入したと思います。他国の状況・情報収集する為にも、海外へ足を運び、文化、農業事情、販売現場などの状況を肌で感じ、得た情報をメンバーの皆様の商いや、今後のビジネスモデルに反映して頂けるような研修を行うと共に、シニアメンバーの方々との交流、親睦をより一層深められるライスミッションになればと考えています。
 また、部会全体の最重点課題でもある、現役会員の減少が深刻な問題となっています。この問題を打開する為にも、会員拡大の強化にも努めたいと考えています。
 未来への米穀部会又は米穀業界の発展に繋がるように、一生懸命頑張りたいと思います。
 皆様には、お世話をお掛け致しますが、一年間ご指導ご協力の程宜しくお願い致します。


米穀政策研究委員会委員長
石塚 正敏(土浦JC)


 本年度、米穀政策研究委員会委員長を仰せつかりました社団法人土浦青年会議所の石塚正敏と申します。
 昨今の日本は長く続く経済不況、混迷する政治、2011年3月11日に発生した東日本大震災により地震と津波による甚大な被害の他に、放射能汚染という目に見えない不安や米の出荷停止、農産物の風評被害に悩まされています。このような先の見えない時代だからこそ、青年会議所のみならず、米穀部会においても私達が先頭に立ち率先して行動していかなければならないと思います。
 農業界や米穀業界は現在TPPへの参加問題など大転換期に直面しておりますが、マイナスに捉えるのではなく、プラスに捉え、大きなビジネスチャンスに繋げられる事も可能ですので、世界と競争出来るよう米穀部会で戦略を研究して参ります。
東日本大震災直後、同じ志を持つ米穀部会メンバーによる被災地への物資支援や炊き出し等、私達の「今出来ること」を行ってきました。しかし、被災地では多くのボランティアの参加者がいましたが、時間の経過と共に先細りになって来ているのが現実です。私たち米穀部会と致しましても1度の支援活動で終わらせるのではなく、今後も200名を超える米穀部会メンバー同志が「一致団結」し、長期的な被災地支援事業を行って参ります。
 私自身経験も浅く未熟者ではありますが、増田部会長を一生懸命支えて、米穀部会発展のため活動させていただきますのでご指導ご鞭撻の程宜しくお願いいたします。


総務広報委員会委員長
田中 龍嗣(新潟JC)


当委員会では、米穀部会のメンバーが情報を共有できるように、ホームページを充実させ、より円滑な運営を行い、事業が効果的に行われるよう後方から支援します。また、8月定例会では2011年に参加を決めたTPPにより、これからどのような農業問題があり、その中でもどのようにしたら発展していけるかを学べる場として企画・運営します。一年間、宜しくお願いします。


財務委員
石橋 洋明(筑後JC)

2011年度財政委員を仰せつかりました社団法人筑後青年会議所の石橋です。
メンバーの皆様からの会費収入や事業支出が適正に運用されているかを、
財政運営ルールに則り的確にチェックしてまいります。
そして、今年度の事業を円滑に活動できるよう、
1年を通じて、予算書から決算書に至るまで趣旨に沿って適正かつ的確に
予算執行・会計処理がなされているかを協議・審査させていただきます。