日本青年会議所米穀部会ウェブサイト

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部会長所信

部会長所信

第29代部会長 石橋 洋明
(一般社団法人)筑後青年会議所

 この度2014年度の日本青年会議所米国部会部会長を拝命いたしました、九州地区福岡ブロック第4エリア一般社団法人筑後青年会議所の石橋洋明と申します。

 米穀業界について無職であった私も部会活動6年目を迎えます。沢山の尊敬する先輩方と頼れる現役メンバーたちに支えられてここまで活動することができました。今改めて米穀部会の素晴らしさを再確認すると共に、多くの学びと気づきをいただいたことに心より感謝をいたします。

 さて、この6年という月日の間日本、そして世界の食糧事情は温暖化、旱魃による穀物価格の高騰、消費スタイルの多様化などにより大きく変化してきました。一方米穀業界では米粉商材の開発に始まり様々な消費拡大施策を講じていますが、果たして結果は伴っているのでしょうか。私たち米穀業界こそが率先して消費拡大や商品開発に積極的に参加し、お米の価値との再発見と創造を行い、その魅力を日本中の人たちに発信していくことが課された命題なのではないでしょうか。

 そこで本年はお米の出口戦略に重点を置きます。米穀部会としてだけではなく、対外の消費者・実需者や業種別部会同志との意見交換を行い、お米の消費現場に関係する我々米穀部会が考えるお米のすばらしさを考え、発信し消費拡大に寄与します。

 そして、いよいよ米穀業界においても様々な見識と観点から議論が繰り返されていた、TPP交渉参加を世界に対して日本政府は表明しました。この大局的な動きがピンチなのかチャンスなのか、いずれにせよ私たちの持つ英知と勇気と情熱を持って必ずやこの局面を追い風にしたいと強く思います。そのためにはどういった行動を起こしていくべきなのか、想定されるあらゆる事態を米穀業界としてどう打破していくのか。米穀ビジネスをグローバルな視点から、TPPの静と動の観点から考え、米穀業界のために、そして日本食糧業界のために行動し参りたいと思います。

 2011年6月の宮城県多賀城市での炊き出し、2013年4月の宮城県石巻市での餅つきと支援事業を行って参りました。「私たちのことを忘れないでほしい。震災の事実を覚えていてほしい」これは石巻市の仮設住宅代表者の方からいただいた言葉です。私たち米穀部会として何ができるのかを考え、継続できる支援活動を行って参りたいと思います。

 2014年に我々米穀部会は30周年を迎えます。今後の長期ビジョンと行動指針を策定するために本年度より準備委員会を立ち上げより良いものを作り上げて行きます。そして30週年とそれ以降の会の運営を強固にしてゆくために、これまで通りシニア・現役の総力を結集した会員拡大運動を行って参ります。

 我々JACYEEは英知と勇気と情熱を持った集団です。そして生産・流通・販売とそれを取り巻く周辺ビジネスの担うメンバーの集団が日本青年会議所米穀部会です。今こそ我々の持てる力を存分に発揮し、この混沌とした世の中に米という名の一筋の光を放つことで、明るい豊かな社会づくりに貢献して行きたいと思います。若輩者の私はありますが1年間どうぞよろしくお願いいたします。



シニア会長所信

シニア会長所信

シニア会長
片山 芳考(一社)岡山青年会議所

 2014年度シニア会長を拝命しました。「徳薄うしてその任にあらず」とお断りしましたが、正に白羽の矢が当たりこの度の主任となりました。副部会長には福島県郡山JCの飯島成一さんと新潟県白根市JCの髙木廣俊さんにご無理を言いました。簡単に自己紹介させて頂きます。1953年生れの61歳。部会入会は平成元年の設立5周年の時であったと記憶しております。全国の米を部員がリレー方式で集結させるという記念イベントで、隣県の鳥取から米を岡山まで運びました。部会には年に1、2度参加するのみで熱心なメンバーではありませんが、全国に多数の友人また良きアドバイスを頂ける知人ができたことを常に感謝しております。

 弊社片山産業株式会社は、原材料用米、主食用米を集荷、搗精、販売しております。

 5年後の減反廃止、TPPの行方、朝令暮改の農政等々、米を取り巻く環境の変化は目まぐるしく、なかなかついて行けないのが現状であります。言うまでもなくシニア会は現役諸兄の活動の応援団であると同時に、部会の構成メンバーであります。シニア会メンバー各位には積極的にイベントに参加して頂き情報を交換し、知恵を出し合ってこの難局を乗切りたいと心より望んでおります。

 就任に当たりひとつ提案がございます。

 シニア会役員の人選に関して、「部会長経験者はシニア会長に就任しない」という不文律がありました。しかしながら「部会長経験者にも再度部会をリードする立場になって頂きたい」という思いから、数名の歴代シニア会長経験者に御相談申し上げたところ、いずれの方からも「異議なし」と賛同頂きました。そこで次年度以降は「部会長経験者であってもシニア会長に就任することができる」というルールを作らせて頂きたいと存じます。部会長経験者の方はご理解の上よろしくお願い申し上げます。

 それでは各イベントで皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。

  ありがとうございました。



役員所信

役員所信

副部会長兼30周年実行準備特別委員会委員長
白野 智久 (一社)燕三条青年会議所

 今年度、副部会長兼30周年実行準備特別委員会委員長を拝命しました白野です。この米穀部会も先輩方の長年に渡る築きと少ないメンバーで設営にあたる現役メンバーの努力によって、いよいよ来年30周年を迎えようとしています。
 今、この所信を読まれているメンバーの中には部会に多く参加された方ばかりではなく、仕事や家庭の都合であまり参加できなかったメンバーもおられると思います。「JCは参加した者勝ち」と言いますが、参加できなくとも米穀部会を離れることなくメンバーとして一緒に30周年を迎えられつことに感謝し、すべての部会メンバーとともにこの30周年を祝いたいと考えています。

 そのための準備として部会長をはじめとする現役メンバーの感謝の思いをしっかりと込めて今年一年活動していきたいと考えていますのでご協力よろしくお願いいたします。


副部会長
熊沢 学 伊勢原青年会議所

 本年度、副部会長を務めさせて頂きます、伊勢原青年会議所の熊沢学と申します。TPPへの参加や減反制度の廃止、6次産業化の推進による成長戦略など、コメを中心とした農業環境は大きく変わろうとしています。その中で米穀部会は常に将来を見据えた事業や運動を行っていかなければならないと考えます。そのためには米穀部会の組織力を発揮できるよう、活動していきたいと思います。一年間よろしくお願いします。

副部会長
田中 龍嗣 (一社)新潟青年会議所

 当時では思いも至らなかった新たな問題が社会を蝕み、解決しなければならない課題を抱えたまま、未来を想い描くことすら困難な状況に陥っています。しかし、未来を創り未来へ繋ぐ使命を帯びている私たちには、立ち止まっている時間はありません。迷うことなく問題に正面から向き合い、挑み、行動することにのみ問題を解決する糸口を掴むことが出来るのはこの米穀部会です。米穀業界の発展を願い、そして若い我らが手をとりあって力を結集し、課題解決に向けて行動していきます。


財政委員長
上神 健治 (公社)岡山青年会議所

 今年度財政委員会を仰せつかりました、公益社団法人岡山青年会議所の上神健治です。財政委員会としてメンバーの皆様からお預かりする会費を適正に管理し、収支予算、収支決算を正確に行って参ります。また担当させていただきます定例会では、部会長所信に則り、業界の抱える多くの問題に取り組み、またお米の魅力を存分に発信して参ります。至らぬ点も多々あるかと存じますが、一年間ご指導、ご鞭撻、ご協力賜りますようよろしくお願いいたします。


国際米穀探究委員長
澤邊 浩幸 (一社)つくば青年会議所

 米穀業界において、近年大きな話題となっていた環太平洋経済連携協定(TPP)が、様々な見識と観点から議論が繰り返され、昨年 TPP交渉参加を世界に対して日本政府は表明しました。今後グローバルな発展をしていく日本の米穀業界の発展を目指すためにも、私たち日本青年会議所米穀部会は、この局面を追い風に考え行動しなくてはなりません。そのためには、直接海外に行き海外の情報を探究する必要があります。そして、今後の米穀業界や日本食糧業界の新たな展開のために共に行動していきましょう。


西日本担当委員長
田淵 真也 (一社)篠山青年会議所

 2009年の政権交代、2011年の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故、そして今、自民党政権による農政の大転換を迎えることになりました。この数年は米穀業界、米の生産現場では大きく揺さぶられ、結果として米価に表れているのではないでしょうか。一方で国内消費はそういったことに左右されることもなく確実に右肩下がりを続けています。更なる消費者の育生が求められていると感じ行動する者、また、海外に目を向け新たな消費者の開拓する者。様々な動きが業界内に出てきているのではないでしょうか。

 私達、米穀部会はこのような不透明な情勢の中でも互いに協力することで、時世に流されることのないしっかりとした将来像を描いていけると考え、本質を見極め何が大切かを肌で感じられる活動をしていきたいと思います。 生産者として皆様と将来を共有できるように一年邁進してまります、どうぞよろしくお願いいたします。

 



東日本担当委員長
吉田 典邦 (公社)名古屋青年会議所

 2014年、東日本担当委員長を務めさせていただきます、社団法人名古屋青年会議所の吉田典邦です。日本の農業政策は大きく変わろうとし、競争強化は待ったなしの課題となりそうです。こうした状況の中では、自らの判断で需給に応じ、行動していかなければならないと考えております。今年度も部会メンバー皆で情報を共有し、これまでよりもいっそう前進し、一年間務めてまいりますので、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。



ライスネットワーク構築委員長
倉持 隆一 古河青年会議所

 私たちの命を支える「食」には、年々大きな変化が訪れています。日本の食料自給率は約4割、背景には私たちの食生活の変化、米などの国産農産物の需要が減り、農地面積も農家も減少。また、世界の食料問題が更に深刻化すると見込まれる中で、食料を安定的に確保し続けていく事は必要不可欠です。日本の豊かで確かな職を未来の子どもたちに残していくためにも、食を通じ共感し合える会員の拡大に努めて参ります。1年間どうよろしくお願い致します。



米穀業界の未来創造委員長
鈴木 亮吉 (一社)東根青年会議所

 かつてない程の甚大な被害をもたらした東日本大震災から今年の3月で丸3年が経過します。世間ではアベノミクス、復興需要と景気の良い話題が賑わうようになっておりますが、しかしながらその一方で、進まない被災地の再建計画や福島第一原子力発電所の放射性物質の拡散による人口流出などの問題に加え、汚染水処理の問題など新たな問題も発生しており、未だに大震災の爪跡が癒えたとは言い難い状況です。

 当委員会ではこの現状を踏まえ被災地に対する継続的な支援事業をおこなうと共に、被災地から見た農業という切り口で、取り巻く現状と新たな取組や今後の課題に対して、メンバーがより深い見識を持ち、これからの日本の農業の中で自らが為すべきことを考えていく契機となる事業をおこないます。

一年間宜しくお願いします。